アイスダンスの選手として、全日本選手権を4連覇している小松原美里。日本人としてはまだ珍しいヴィーガンアスリートとして、地球に優しい生活を続けている。
スケート留学でイタリアに行った時、子宮筋腫関連の病気になり手術を受けました。食事が直接の原因で病気になったとは思っていないのですが、手術後初めて食事の大切さを考えるようになりました。自分の体に入るものが、自分の体を作ります。ちゃんと考えてきれいなものを食べないといけないと感じ、その時流行していたヴィーガン食を摂り始めました。
アイススケートは、体重管理をしなければいけないスポーツ。その視点では食事について考えていたのですが、タンパク質の重要性等、栄養学の知識がないなかヴィーガンに。体重管理は問題なくできたものの、3か月たった時にトレーニング・練習中にフラフラしてしまい、今まで食べていた食事に戻しました。
その時、ヴィーガン食と普通食の違いを実感。あくまでも個人的な感想ですが、ヴィーガン食を摂っていた時は髪の毛のツヤ・お肌の調子が良かったと思いました。そして、排泄も。アスリートにとって適切な排泄ができることは大切です。排泄が苦手だったのですが、ヴィーガン食の時はお腹が重くなくなっていたことに気づきました。そして、一番印象的だったのが、リカバリーのスピード。疲れの回復が早くなっていたこと、怪我が少なくなっていたことに気が付きました。その結果、ヴィーガン食を選択することが自分の個性の1つだと思えるようになり、ヴィーガンになることを決めました。それからは、今までモヤモヤしていたものがなくなり、前向きに考えられるようになりました。最近は、動物愛護についても考えるようにもなりました。
▼過去のヴィーガンに関するインタビュー記事
・ビーガンメディア「Vegewel」インタビュー
2022年冬季オリンピック出場に向けて!ヴィーガンアイスダンサー小松原美里(こまつばらみさと)選手インタビュー
・BOTANIST
「ヴィーガンという選択肢が 個性を輝かせ、多様性を尊重する」
YouTubeチャンネル「こまつばら家の滑る話【アイスダンス 小松原美里・尊組】」にて「PREMIUM FOOD SHOW 2022」最新ヴィーガン・グルテンフリー食品をレポートしています!